【使える】集中力を維持する方法：アイビー・リー・メソッド

目次

1. 頭の中がタスクでゴチャゴチャになる
2. 集中力を向上させるアイビー・リー・メソッドとは
3. TimeSkipラジオ「集中力の維持について」

頭の中がタスクでゴチャゴチャになる

テレワーク化により家にいる事が多くなったので、集中力が低下しているとう話をよく聞きます。

『1日のうちで集中している時間は何時間ありますか。』

私は、集中力がなくて、あれもこれも気になっちゃう性格です。仕事をしていても、常に頭の中で複数のアプリが立ち上がっているような状況でなかなか１つの事に集中する事が苦手でした。

営業職でしたので「今日は〇〇さんに連絡しないといけない」とか「明日のためのプレゼン資料を作らないといけない」とか、「金額交渉して見積書を作成をしないといけない」など粒度の異なるタスクで頭の中がゴチャゴチャゴチャ・・・という事がありまして、こうなると何から手をつけていいか分からなくて手が止まってしまいます。

独立してからは、驚く程やる事がたくさんあるんですよね。「社会保険」や「公証人の認証」や「会計処理」や「オフィスの決定」や「役員報酬の決定」などなど、役所に書類を取りにいったりと動きまくる訳ですが頭がゴチャゴチャになるわけです。メールやチャットの通知も集中力を途切れさせますよね。
結果やること多すぎで、一日ボケーっとして終わるみたいな。「やばい！何も進んでない！」となって反省する事になるんですよね。タスクがありすぎて逆に思考停止するというか。。アプリが立ち上がりすぎて、フリーズしている状態に近いのかなと思います。

一番簡単ですぐ終わりそうなタスクから手をつけてしまい、やっている間でに新たにまた小さなタスクが加わり、それをこなすというループでなかなか「重要なこと」に着手できないという負のスパイラル。別のタスクを途中で行ってしまうと戻ってきた時にどこまでやっていたかを考えてしまい生産性が下がります。

もし集中している時間をたっぷりと「重要なこと」に使えるようになったら生産性は圧倒的にあがります。ここ最近で、試してみてとても効果のあったメソッドを共有できればと思います。

集中力を向上させるアイビー・リー・メソッドとは

それは「アイビー・リー・メソッド」というものになります。このメソッドは、二十世期前半にアメリカの鉄鋼会社がコンサルタントのアイビー・リー氏に依頼をしリー氏が経営改善のために考案してメソッドです。このメソッドを試した自分の印象は「一番重要なことに常にフォーカスしよう」ということです。方法はすごく簡単。

①明日やる事を6つ紙に書き出す
メモアプリなどでも全然良いです。

②優先順位を決める
ここは試行錯誤するポイントです。優先順位を決めたら必ず1番から手をつけるます、1番が終わらなかったら2番以降には手をつけてはいけないというルールになります。このルールが最初は相当きついですが、慣れてくる程集中力の維持が鍛えられていきます。

③出来なかったタスクは、綺麗さっぱり忘れる。

この考え方が重要で、タスクがこなしきれなかった時に全然できなかったなと落ち込みそうなのですが、「できなかった」と考えるのではなく「一番重要なことに自分の時間を使えた！素晴らしい」という風に考えると自己肯定感を下げる事なくモチベーションを維持できます。①〜③を丁寧に丁寧に毎日繰り返してく事が重要となります。

　実際にこのメソッドを３ヶ月試してみましたが、マルチタスクからシングルタスクに切り替わり、「集中出来ている時間」が明らかに増えました。おそらく、他の事が気になっても無理やり意思の力で１つのタスクに戻そうとする行為が脳の筋トレになっていると思います。（マインドフルネスの効果に近いかも）。何よりも充実感を得ている感触があります。タスクを抱えすぎて、頭がゴチャゴチャして前に進んでいる体感がない方は「アイビー・リー・メソッド」を是非試してみてください。

こういった先人の考えた「メソッド」はありがたくどんどん利用して先人よりも目標達成を早く進める事が恩返しになります。感謝の気持ちを忘れずにフル活用したいものですね。

アイビー・リー・メソッドについては、ライターのYukoさんという方がとてもわかりやすくまとめてくれています。

https://studyhacker.net/ivy-lee-method

TimeSkipラジオ「集中力の維持について」

音声アプリの「Stand.fm（スタエフ）」でも同じ話しをています。

https://stand.fm/episodes/5fb32404bfd8317df139d912